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一覧はこちらライプツィッヒ大学からKenzhegaliyeva先生をお招きしました‼️
M. ケンツェガリエーバ Makhabbat Kenzhegaliyeva先生(ライプツィッヒ大学 教授、教育学)を愛知県にお招きしました。
愛知県立大学が協定を結んでいるライプツィッヒ大学と、多文化共生教育をテーマとした教育発達学科の学生向けショートプログラムのための事前打ち合わせを兼ねた来日でした。今後、11月には学生が教員引率のもとでライプツィッヒを訪れて、地域の特性や課題に応じた学校教育や子育てのあり方について学びます。その際に、現地の学校や施設などの訪問スケジュールや、ケンツェガリエーバ先生が指導されている学生とディスカッションをする連携授業を具体化するための会議を持ちました。

平日は、愛知県内の小学校や高等学校、子ども関連の施設を視察していただきました。
いくつか紹介してみます。
瀬戸市立萩山小学校では、外国にルーツのある子どもが在校児童の20%台を占めています。その中で、どのような多言語による子どもの支援がなされているのか等、実際の授業の様子を拝見してきました。

愛知県立瀬戸工科高校は、これまで地域に根づいたものづくり教育によって、愛知の産業界に多くの人材を輩出してきました。視察では、歴史的伝統と最先端の技術を学ぶ実際の高校生の姿を見ていただきました。


愛知滞在の最終日には、愛知県立大学長久手キャンパスにて講演会を開催しました。
そこでは、学校が単なる教科学習の場所ではなく、子どもが無条件で承認され安心して過ごせる場所である必要性を語られていました。その上で、ドイツやライプツィッヒでの外国にルーツを持つ子どもの状況やその支援の取り組みについて、具体的なデータや事例に基づくお話をいただきました。
参加者には、11月にライプツィッヒ大学へ訪れる学生もいました。
得られたグローバルな学びを、他の学生にも広めてくれることを期待しています!!

