ブログ

一覧はこちら

卒業生による企画型講座を開催しました!

 2025年11月24日の午後に現在、愛知県で小学校の先生として活躍している教育発達学科の卒業生に卒業生講座にお越しいただきました。講座の中では、先生のお仕事や、その仕事のやりがい、苦労している点、教員採用試験に向けた対策や大学生のうちにやっておくと良いことなどをお話しいただきました。先生になるうえでは学生のうちに息抜きの方法を見つけたり、ご飯を早く食べることができるようになったりすることが重要ということであったり、子どもたちとの関わり、校務分掌や給与の実際などを含めて、なかなか大学では聞くことができないような実体験にもとづくお話を率直に語っていただきました。

在学生は「教職実践演習」の一環として、来年度から教育現場で活躍する4年生を中心に参加をしました。全体会の終了後には、座談会形式での質疑応答が行われました。そこでは、「採用試験に合格して、配属が決まってからどのように過ごしていましたか?」、「採用後の面接ではどのようなことを聞かれますか?」「教えていて苦手な教科はありますか?」「1日の授業はどのように内容を組み立てていますか?」などといった形で、将来のキャリアの形成という視点から、来年度からの生活を見越して活発な質疑応答が行われました。採用後の研修や赴任までの流れ、実際の学校生活でのあれこれなど、専門職として働く卒業生と意見を交流することで、不安が解消された、改めて教職の魅力を感じたなどの感想が寄せられ、普段の大学の講義だけでは得られない貴重な学びの機会になりました。