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一覧はこちら特別支援学校におけるプロジェクト学習
教育発達学科では、2年生の専門科目「教育臨床」で様々な教育現場で生じる地域課題に対して、理論的に学び、実際に現場に赴き、できることを模索するというプロジェクト型の学習に取り組んでいます。2024年度は、学びの多様化学校や外国につながる子どもたちに向けた地域の継承語教室、学習支援施設や子育て応援拠点など幅広い教育現場を訪問しました。特に、2024年度は特別支援学校を訪問して、写真のように先生方から学校の概要を伺った後に、教室に入って子どもたちと触れ合う活動を行いました。その後に入らせていただいた学級の先生方と相談をして、その学級の子どもたちの使用する教材づくりに取り組みました。

写真は実際に作成した教材の1つである風で膨らむ新聞バルーンです。それ以外にも、洋服の着せ替えを学ぶ人形やパン屋さんでの買い物の仕方を学ぶおもちゃ、生活を学ぶカードゲームなどを作成しました。作成された教材は実際に学校に届けられ、子どもたちに使用してもらいました。実際に作った教材が子どもたちに活用されている様子を後日、大学で拝見して、感動する姿も見られました。現場に向けて何かできるかを模索し、1つのことを活動としてやり遂げる姿に大きな成長を感じました。
