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一覧はこちら気になる子どもの支援について学ぶ
2026年4月17日、今年度に教育実習へ行く学生に向けた事前指導の一つとして、社会福祉法人名古屋キリスト教社会館東部地域療育センターぽけっとで発達相談員をしている公認心理師の成田さんをお招きし、「気になる子どもへの支援」について、ワークショップも取り入れながら学びました。
小学校の1クラス(35人)には、さまざまな子どもがいます。たとえば、日本の平均的な教室では、発達障がいのある子どもが約2.7人、特別な才能をもつ子どもが約0.8人、家庭であまり日本語を話さない子どもが約1.0人、家に本があまりない子どもが約10.4人いるとされています(ただし、学校や地域によって違いはあります)。このように、子ども一人ひとりが異なる背景をもって生活しているため、教師はそれぞれの子どもの成長をどのように支えていくかを考える必要があります。

講義では、落ち着きのない子どもや強いこだわりをもつ子どもに対して、どのように支援すればよいのかという事例について考えました。ワークショップを通して、そうした子どもたちが世界をどのように見て、感じているのかを体験も交えて理解しました。また、無理に行動を直させるような関わりではなく、信頼関係を築いたり、安心して過ごせる環境を整えたりすることの大切さについて学びました。
さらに、子どもを理解するためには、発達段階を知ることも重要であると学びました。その年齢でどのようなことができるのか、大人はどのように関わるべきか、発達はどのように進んでいくのかといった点を理解することが必要であることを認識しました。加えて、子どもの成長を支えるうえで、失敗する機会を保障することや、見通しをもてるようにすること、そして長い目で成長を見守ることの大切さについても学びました。

授業後の感想では、失敗を経験させることや、教師が失敗を受け入れる雰囲気をつくることの大切さに気づいた、発達段階を理解することの重要性を実感したといった意見が見られました。今回、学んだことを教育実習でも活かし、実りある実習になればと思います。