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一覧はこちら専門職として活躍する卒業生をお招きする企画を実施しました
先日、専門職として活躍されている卒業生をお招きする企画「教育福祉学部キャリア・デザイン・セミナー」を実施しました。教育発達学科からは小学校教諭、幼稚園教諭、社会福祉学科からは福祉部局の行政職をされている方に、それぞれお越しいただきました。主な参加学生は1年生となりますが、大学院生も含めて上級生の参加もありました。

大学生時代の過ごし方のお話では、普段のキャンパスライフで楽しかったことから、授業や資格取得に向けた実習での取り組みについてお話しいただきました。また、就職から現在のお仕事の様子では、子どもの発達や学びに寄り添う専門職としてのやりがい。子どもそれぞれの社会環境からくる困難に向き合う難しさや、課題解決に向けての取り組みをお話しいただけました。

在学生からは、活発な質問があがりました。5年後、10年後の自分を具体的にイメージしながら、これからの大学での学びに向けて気持ちを新たにしている様子が伺えました。
参加学生さんの振り返りコメントを、いくつか紹介してみたいと思います。
✅大学生のうちにできる経験はしておくべきだととても痛感した。長期的なボランティア活動や資格取得は、面接において有利に働き、新しい自身の視点を得ることもできる。これから4年間ある中で、自分が興味を持ったことは積極的に取り組んでいきたいと思った。
✅実際に仕事をしている人の話を聞けたのが凄く良かったです。ブラックとは言われているが、やっぱり楽しい、やりがいがあるなどいい意見が沢山きけて、やっぱり保育士になりたいなと思いました。大変なことがあるからこそ楽しめるのだと感じました。正直、1年生の授業は座学が多く、知識がないと実践が出来ないので当たり前ですが、せっかく保育士や幼稚園教諭になりたくて入ったのに逆にイメージがなくなってきてしまった部分があったので、実際今幼稚園で働いている人の話を聞けてとても参考になりました。
✅学内の交流だけでなく、ボランティアなどの学外のつながりもあったほうがいいことを学んだ。教育系の職業はブラックというイメージがあったが、昔と比べてかなり改善されており、辛いことばかりではないということも学んだ。
✅現小学校教員である卒業生のお話の中に、「子どもの前では演技をしている。」といった言葉があった。私は最初それを聞いたとき、演技という言葉にマイナス面を感じた。ありのままの自分ではなく嘘をついていると感じたからだ。しかし、そうではなく、子どもたちは一人ひとり個性が異なり接し方を考えなければならないため子どもの性格や様子によって関わり方を変えるという意図があった。私はそれを聞いて納得したし、現場で働く人からの言葉はとても重要味を感じた。
✅まだ入学したばかりで専門職のことを何も知らない一年生にこうした機会があるのはすごくいいことだと思ったため。これから専門的なことを学んで少しずつ将来のイメージを膨らませていく段階の2,3年生の時にも同じようなものがあるとよいのではないかと感じた。